同日もう一つの開催は、デコもちでした。コロナ明けの流れに合わせて講座サイトに掲載を再開したとたんの立て続けのご予約で、状況が動き始めているのだなあと感じます。
デコもち講座では、お餅つきもできるのですが、この回のご受講者様はなんとお餅つきの大ベテラン。毎年暮れに大量のお餅つきをしていらして、テレビが撮影にきたほどだそうです。
それもあってか、市松のデコもちを制作する実習のほうもとても進行がスムーズでした。おそらくもっと難しい絵柄もできると思われます。ぜひ次回はお花や動物などより複雑な絵柄にご挑戦いただきたいなと思いました。
ちなみに、この日のS様にいつか作ってみていただきたいのが、この梅の木の絵柄。こちらは、本場下北半島のべこもちの長年の指導者より直々の技術講習会にて学んだ本格的な絵柄で、大きさも一抱えありますが、本当に素晴らしい絵柄。作り方も独特のコツがあります。現代版はミニサイズになっているものがメインですが、昔ながらのこのような伝統柄はぜひ伝え続けていきたいですね。